唯一の黒アイテム
黒い普段着を持っていません。
その昔、若かりし頃は、全身真っ黒に「主役はアクセサリーと赤リップ」といったバブル臭漂うコーデにも立ち寄りましたが、風水を気にかけるようになってから黒アイテムは敬遠するようになりました。
黒い普段着は持っていませんが、1点だけ黒ニットの三角ストールを持っています。
超大判サイズで、バーゲン時期に通りすがりのショップで1000円で売られているのを発見。
長袖ボーダーワンピースに羽織らせていたマネキンが、そこだけパリの風で、追い風に追いに追われて吹き寄せられ、お値段を確認して「1000円なら買いでしょ。」とボンジュール(お買い上げ)しました。
…がしかし、黒アイテムに合わせるバッグがありません。
なぜなら黒い普段着を持っていぬゆえ。
ないものは作りましょうか。
ここはひとつ斜め掛けバッグがまとまりが良いのではなかろうかと編み上げたまでは良かったのですが、肩紐部分がニットだけだと強度の心配があったので、補強をどうしようかと、どうしようどうしよう、…でやりかけ放置村に長期ステイの憂き目にあわれていた方。
やっと出番がきました。
100円ショップで、ちょうどよい幅の綿テープを見つけたので縫い付けることに。
初めは綿テープの色に合わせて白い糸で。
その後、やっぱり表の色に合わせるべきでしょう、と途中でほどいて黒い糸に。
あれれ、裏側といえども波縫いの荒くれ具合が白地に黒い糸でフィーチャーされすぎ。
そして、再度100円ショップに走り、前々から気になっていた透明の糸をご購入。
…糸というよりは、極細のテグスなんですね。
これで表も裏も縫い目が気になりません。
ようやっと完成しました。
ボンジュールストールと合わせた結果。
お見事。自画自賛。
黒だけど重くないナチュラルコーデが出来上がりました。
お誕生日プレゼント
本日は数少ない大切な友達のお誕生日です。
狭く深くお付き合いするタイプ。
それはそれは狭く深く、友達と呼べる人は2人しかいません。
…いや。この年齢で家族同然のお付き合いができる人が2人もいれば充分なのでしょうか。
いま送っている穏やかな幸せの毎日のベースは、この2人の存在だけで80%くらいは成り立っている気がします(自社調べ)。
プライベートで贈り物をするときはいつも、ハンドメイド品と市販品を半々でお包みします。
何を選んでもネット検索でお値段がバレバレの世知辛い昨今の情報化時代。
お相手の趣味に合わせたハンドメイド品は、気持ちを込めるにも、値段バレを防ぐにもとても便利なアイテムです。
編み物趣味バンザイ。
今回は、レース編みでコースターと、方眼編みでイニシャル入りのドイリーを作りました。
それと、新大久保の韓国コスメショップで購入したフェイスマスク。
店内の壁一面に並べられた数えきれないほどの種類の中から、よりどり10個で500円でした。
それと冷え性の彼女のためにお風呂時間を楽しめる入浴剤3種です。
そして簡易包装でラッピング。
色味が寂しかったのでレース編みの蝶々をつけました。
この蝶々はアナスイっぽくてお気に入りのレシピです。
思いがけずお安く済んでしまったので、次回会った時に何か美味しいものでも。
そして人生折り返しておきながらも、「年相応とは何ですか?」というわちゃわちゃした時間を過ごしたいと思います。
ラジコちゃん
子供の独立後、「欲しい」という知人にテレビを譲ってしまいました。
お笑い番組が大好きなのでM-1やR-1、それと話術の巧みさがツボだったショップチャンネル等が見られなくなったことは痛手でしたが、点けたが最後ダラダラと気を取られてしまうことが、折り返した人生の無駄使いになっている気がして思い切っての処分です。
が、無音というのもうすら寂しいもの。
初めは、防災用品の中からラジオを取り出し、悪戦苦闘のチューニングでNACK5を聴いていました。
そうして知ったのがラジコというアプリです。
齢50にしてラジオの魅力に目覚めました。
お気に入りの番組はマイリストに登録。
過去1週間に放送された番組であれば、いつでも聴くことができます。
オールナイトニッポンやJUNK、落語等々。
お笑い番組がほとんどです。
神田松之丞さんのことはラジコを聴いていて知りました。
いちばんのお気に入りは、ラジオNIKKEI第2の「RaNi Music」。
ウィークデイのほぼ1日中、邦楽・洋楽問わずをトークなしで流しているBGMラジオです。
最新の歌も、ちょっと懐かしい歌も、聞き流しながら家事をしたり、ハンドメイドをしたり。
お家時間を共に過ごす、もはや家族のラジコちゃんです。
ミニマリスト御用達「無印良品」アイテム
パケ買いしたシャンプーとコンディショナーがそろそろなくなりそうです。
奇跡的に同時になくなりそうなので、ストック品を買いました。
「全身シャンプー」(想定外の30%OFF)
その名の通り、
髪も体もいけちゃいます。
全身シャンプーといえば「ミノン」が有名ですが、以前にちょっと興味があって使い比べをしたことがありました。
…結果、無印良品の方がミノン(しっとりタイプ)よりも、肌へのしっとり感が強く、髪もきしみ感なくサラサラに仕上がった記憶です。
ミニマリストを目指すにあたり、お風呂場のこれらのボトルを一掃して、全身シャンプーに置き換えては?と地味に考えていました。
…そして、イメージ画像
…さ、寂しすぎる。
乙女感が限りなくゼロになっています。
なんなら、毎日使われている気配すら消しにかかっている様子です。
これは、要検討案件となりました。
が、確実に掃除はラクになるし、何よりこちらの全身シャンプー、かなり優秀な使用感だったなぁという印象が強く残っています。
お正月、初売りに行ったついでに無印良品に立ち寄ったところ、この全身シャンプーが30%OFFになっているのを発見しました。
店員さんに値下げの諸事情を問い合わせると、生産終了が決まっていてリニューアル品の予定もないとのこと。
…ガーン。
これは買い占めだ、と在庫品を次々カゴに入れながら、ふとあることを思い出しました。
クリームズクリームの全身洗浄剤です。
こちらはドラッグストア等でのお取り扱いはなく、美容室でたまに見かけるサロンアイテムです。
画像のものは、さわやかなマスカットの香り。
他にバニラフレーバーとストロベリーフレーバーがあり、バニラはココナッツ寄りの甘い匂いが、ストロベリーは昭和生まれの駄菓子屋育ちお馴染みの「マルカワいちごマーブルガム」のたまらない匂いがします。
画像のマスカットフレーバーは夏仕様の香りゆえ半額セールになっていたということで、親友が半分お裾分けをしてくれました。
全身洗浄剤の選択肢を思い出したところで、とりあえずカゴに大量投入した全身シャンプーを棚に戻し、3本だけ購入して家路につきました。
すっきり見た目の掃除しやすさをとるか、乙女感をとるか…そこが問題です。
ジモティーのすゝめ
年末、処分に向けて木製棚とチェンジしたキッチンカウンター。
この画像でジモティーの「差し上げます」に掲載してみました。
…その前に、ドラクエウォーク中に「家具・家電 高価買取」の看板を見つけ、あわよくば、と問い合わせをしてみました。
期待はけっしてしていません。(…いえ、ちょっとはしました)
値はつかなくても無料で引き取ってもらえればと思っていたのですが、購入時期とメーカーを聞かれて即答で「有料処分です」と言われてしまいました。
そりゃそうだよねぇ、と一旦電話を切り、物は試しとジモティーに恐る恐る掲載したところ、秒速で問い合わせが入り1時間ほどの受付で6,7人の方からお問い合わせが。
中には地元ではない方もいらして、思っていた以上に活用されている印象です。
何人かの方とのやり取りで、その日のうちに引き取りにきて頂ける方とお取引が成立し、あっけなくお持ち帰りされていったキッチンカウンター。
処分をどうしようかと2週間ほど放置されていたのが、正味半日で新たな活躍の場に引き取られて行き、「Don't think ! ジモティー.」…燃えよドラゴンです。
オークションサイトにワールドギフト、そしてジモティーと、廃棄以外の選択肢が増えて、ミニマリストへの道が少し歩きやすくなりました。
初売りの陣
福袋が大好きで… …した。
昨年までは。
ミニマリストを目指す身としては、福袋に心を奪われるなんて愚の行です。
…が。
しかし。
気になる。
様子見だけでも。
行ってみようか。
…ということで、いちばん近くのモールの初売りに参戦…ではなくお出掛けしてきました。
オープンから数分過ぎた時刻に到着して、ちょうど開店待ちしていた方々が入店し終わったくらいの程良いタイミング。
もうこの時間では争奪戦に勝てないことを過去の経験から熟知しているので、ほんのわずかの戦意もなく凪のごとく穏やかな気持ちで入店です。
例年よりも人出が多いような気がしたのは、参戦をしていたらもう既に帰り支度の時間だったからでしょうか。
昨年までは1年の中でいちばん楽しみにしていた初売りの日。
私の1年は毎年元日の9時ちょっと過ぎには早くもピークを終えていたのですね。
モール内を巡る中で「買おうかなぁ」と思うものがあったのですが、お会計の長蛇の列に引きました。
こうなる前に目当ての物を手に入れてさっさと帰路についていた過去の私よ。
その行動力と計画力と瞬発力と判断力と… …なにしろ全部のパワーをどうか他の何かに活かせぬものか。
…といったことを考えつつ一巡りしてから、サマンサモスモスのタイムセールを覘きました。
半額からさらに10%OFFということで暖かそうなこちらのパンツを購入。
濃緑の八分丈で、裾がダブルになっているところが好みです。
「私服の制服化」の練習で、この類のアイテムを使い回す自分のパターンを知って、手持ちにない地厚のウール混のパンツを探しているところでした。
それと、帰りがけにお会計の列が途切れていたのでアンテナショップ系のお店で1つだけ福袋を購入。
こちらの福袋はなんだかんだで毎年購入しています。
これだけ入って2000円(+税)は、福袋のワクワク価格込みと考えたら揺るぎないお得感です。
「おや?」と思ったのは、昨年も一昨年も入っていた「北海道産きな粉」が今年は入っていませんでした。
正直、ここで当てにして年末の買い物リストに入れていなかったので、今年の餅は磯辺だけかぁ、と2020年の初残念。
買おうかどうしようか迷った福袋が数個ありながら、捨てアイテムのない福袋1つのみで充分満足して帰ってきた今年は良い1年になりそうな、そんな予感です。
冠婚葬祭…の、
「葬」がありました。
土曜日の朝に連絡を受け、小一時間ほど悩みに悩んで、やはり、参列することに。
悩んだ理由はただひとつ「交通費」でした。
飛行機だと4万円、新幹線だと2万円。…この価格、片道料金のお値段です。
…に加えてのご霊前や宿泊代やなんやかやの出費ですが、最終的には、
「行かなかったらあとで後悔する(重複表現)。」
という気持ちで、母に「一緒に行こうと思って」と電話しました。
新幹線で向かうことを伝えると、
「新幹線なんか乗り継ぎが面倒だから夜行バスにしなさい。」とのアドバイス。
調べたところ、なんと6800円から数社の便があり、秒速の後悔が。
…こんなに手軽に行けるんだったら、もっと遊びに行っとけば良かった…。
向かうのは母方の実家で、観光地で土産物屋を営んでいるので、学生の頃、夏休みになると住み込みでアルバイトに行っていた、それはそれは思い出のある場所。
祖父母が亡くなり、伯父が亡くなった今、きっと行くのはこれが最後になるだろう、という状況で、多方向からの感慨まみれの旅です。
「葬」と言えども、平均寿命を優に超えた伯父の葬儀なので、親戚一同が集まり、実質は「祭」の様相。
15年ぶりに会う親戚とその家族に時の流れの無慈悲さを感じたり感じなかったり。
いつまでも変わらぬ身の上に安心したりしなかったり。
幼少時のエピソードを3回ずつフルバージョンで聞かされてもそれすらも楽しく。
土曜日の夜行バスで日曜の朝に到着し、一晩いとこの家に泊めてもらって月曜日の夜行バスで帰る、正味2日の滞在時間でしたが、「竜宮城とはここですか?」レベルの、一足早いお正月を迎えたような賑々しい時間を過ごしました。
帰宅後、思い返してみるに、土曜日の連絡でなかったら…
これが平日の連絡だったら「行く」という選択肢はなかった気がする、
日曜日でも難しかったかもしれない…
そう考えると、土曜日の早朝に亡くなった伯父に更なる感謝の気持ちが…。
…合掌。
月・火と会社にお休みをもらい、正月明け気分で出社した水曜日。
2日分の溜まった業務に一気に現実世界に引き戻され、竜宮城の思い出を反芻する日々でしたが、目前だったお正月休みに救われました。
ドラクエウォークのお正月イベントも始まり、世界を救う旅にも出ないといけません。
とりあえず、ヴァーチャルに行く前に現実世界の国民行事「大掃除」をやっつけました。
そして、窓辺のクリスマス仕様をお正月仕様にチェンジ。
おせちの用意はまだ早いので、思う存分、期間限定モンスターを倒しに行きます。