週末*終活*ミニマリストへの道

気づけば人生折り返しへ。元気なうちに老前整理。

冠婚葬祭…の、

「葬」がありました。

土曜日の朝に連絡を受け、小一時間ほど悩みに悩んで、やはり、参列することに。

悩んだ理由はただひとつ「交通費」でした。

飛行機だと4万円、新幹線だと2万円。…この価格、片道料金のお値段です。

…に加えてのご霊前や宿泊代やなんやかやの出費ですが、最終的には、

「行かなかったらあとで後悔する(重複表現)。」

という気持ちで、母に「一緒に行こうと思って」と電話しました。

新幹線で向かうことを伝えると、

「新幹線なんか乗り継ぎが面倒だから夜行バスにしなさい。」とのアドバイス

調べたところ、なんと6800円から数社の便があり、秒速の後悔が。

 

…こんなに手軽に行けるんだったら、もっと遊びに行っとけば良かった…。

 

向かうのは母方の実家で、観光地で土産物屋を営んでいるので、学生の頃、夏休みになると住み込みでアルバイトに行っていた、それはそれは思い出のある場所。

祖父母が亡くなり、伯父が亡くなった今、きっと行くのはこれが最後になるだろう、という状況で、多方向からの感慨まみれの旅です。

 

「葬」と言えども、平均寿命を優に超えた伯父の葬儀なので、親戚一同が集まり、実質は「祭」の様相。

15年ぶりに会う親戚とその家族に時の流れの無慈悲さを感じたり感じなかったり。

いつまでも変わらぬ身の上に安心したりしなかったり。

幼少時のエピソードを3回ずつフルバージョンで聞かされてもそれすらも楽しく。

土曜日の夜行バスで日曜の朝に到着し、一晩いとこの家に泊めてもらって月曜日の夜行バスで帰る、正味2日の滞在時間でしたが、「竜宮城とはここですか?」レベルの、一足早いお正月を迎えたような賑々しい時間を過ごしました。

 

帰宅後、思い返してみるに、土曜日の連絡でなかったら…

これが平日の連絡だったら「行く」という選択肢はなかった気がする、

日曜日でも難しかったかもしれない…

そう考えると、土曜日の早朝に亡くなった伯父に更なる感謝の気持ちが…。

…合掌。

 

月・火と会社にお休みをもらい、正月明け気分で出社した水曜日。

2日分の溜まった業務に一気に現実世界に引き戻され、竜宮城の思い出を反芻する日々でしたが、目前だったお正月休みに救われました。

ドラクエウォークのお正月イベントも始まり、世界を救う旅にも出ないといけません。

 

とりあえず、ヴァーチャルに行く前に現実世界の国民行事「大掃除」をやっつけました。

そして、窓辺のクリスマス仕様をお正月仕様にチェンジ。

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おせちの用意はまだ早いので、思う存分、期間限定モンスターを倒しに行きます。