断捨離~数字で見える化計画
遅々として進まぬミニマリストへの道…
はるか昔、まだテレビが家にあった頃。
何気なく見ていた番組の、遊牧民家族の家財道具全てと、同じ家族構成の日本人家族の家財道具全てを並べて数を比べた映像が今でも時折ぼんやりと脳裏をかすめます。
それぞれの家の前に敷いたシートの上に、日本人家族の持ち物が並べ切れないほど満ち満ちている一方で、遊牧民家族の荷物はほんの数分で並び終えてカメラの前でお澄まし顔。
あの時抱いた感情は間違いなく「うらやましい」でした。
どっちが、って。
それはもちろん遊牧民家族が。
なんて身軽な。
なんて自由な。
…自由を我に。
あの映像を見て「数えきれる程度の家財道具で生きていきたい願望」が芽生えたと、今になって思う五十の秋。
「ミニマリスト」と銘打つよりも「老前整理」と言った方がしっくりくる年齢になってしまいました。
番組では1の単位までしっかり数字を出していて、それぞれがいくつだったのかまるっきり覚えていませんが、あの時の日本人家族の所持数よりは少ない自信があるので、私もいっちょ数えてみるかと思い立ちました。
具体的な数字が出たら、例えば1,234個だったとしたら、
「235個減らして1,000個を切ろう!」
といったモチベーションにつながるか、という試みです。
一体全体、何個くらいあるのでしょーか。
…見当もつきません。
つきませんが、1,234個レベルでないことはまず間違いない。
とりあえず、手の付けやすい玄関から数えてみました。
そして、「イヤ、その編集の時間を片付けに費やせ」といった動画も作ってみました。
お時間ございましたら是非。
家の中のモノ全部数えてみる【玄関編】〜途中で挫折しなきゃいいけどね