あなたは どのタイプ?
私は喉にくるタイプです。
オフィスで風邪ひきさんが増えたなぁ…と思っていたら、もれなく私にもウィルスがまわってきました。
マスクで防御しておけば良かった…と思っても後の祭りで、毎年繰り返していることなのに、何ゆえ「私は大丈夫」とあの時の自分は強気でいられたのか、…毎年開催雨天決行の後祭りです。
私の場合、発熱などはなく、まずは喉の違和感からやがて激痛に、そして少しだけ鼻にきてから、その後、咳が数週間に渡って長引く流れです。
この後祭りはきっちりスケジュールが決まっていて、医者にかかろうが、市販薬を飲もうが、症状も期間も少しも変わらないので、もはや風邪薬には頼らなくなりました。
何年か前、あまりに咳が長引いてドラッグストアの咳止め薬コーナーでどれにしようか迷っていた時、傍らにいた薬剤師さんに「咳にはコレです。」と一択で渡された錠剤があり、服用した次の日に感動的に咳が治まったことがあります。
その時に薬の名前を控えておけば良かったのですが、「またあのドラッグストアで聞けばいいや。」という甘えの気持ちで薬の名前を覚える気がなく、次の年に頼りに行った時にはその賢者はいなくなっていました。
今頃、どこかの街の薬局で「迷い子よ。咳には無論これですぞ。」と、あの時と同じように、あの幻の薬を授けているのでしょうか。
喉のケアに関して錠剤も粉末もスプレーもシロップもいろいろ試してきた、そんな喉薬ジプシーが昨年から愛用しているのが「森川健康堂プロポリスキャンディー」。
のど飴としては驚愕の定価¥600のお品です。
が、確かに効き目があるので、効果が定かでない市販薬と比べたら断然お得。
正直マズいし、パッケージにある「ピリッとした辛み」どころではなく、喉の荒れがひどければひどいほど、傷口に塩を揉みこむかの如くシミて「あー。このシミる部分が荒れているのだな。」ということが実感できます。
今年は喉の違和感を感じた時点で慌ててドラッグストアに買いに走り、いつもの、違和感からの激痛コースから、違和感からの違和感ちょい増し程度で治まりました。
「森川健康堂プロポリスキャンディー」にはスティックタイプもあります。
こちらは定価¥200。
袋タイプは100g(25個入っていました)で¥600。
スティックタイプは10粒で¥200。
昨年もうっすら疑問に思っていたこのお値段設定。
…今年は追求して、同時に両方購入してみました。
まったくの別物でした。
何の企業戦略か計り知れませんが、同じ商品名でありながら見た目の違いと同じくらい成分も異なります。
袋版の方は安心感のある原材料ですが、スティック版の方は、
水飴、砂糖、オリゴ糖、三温糖、加工黒糖、はちみつ、プロポリスエキス、着色料(カラメル)
と、着色料を使用しているうえに、プロポリスエキスの含有量が7番目にまで下がっています。
なるほど…お値段の違いは成分の違いだったのですね。
別々に食べていた時は気付きませんでしたが、食べ比べてみるとスティックタイプの方が1粒が大きくピリピリ感は強めです。
効果のほどは、喉の症状が常に変化しているので正しく比べられないのですが、スティックタイプも十分に舐めた分だけ痛みを緩和してくれました。
そして、もうひとつ信頼しきっているのど飴があります。
老化現象でしょうか。喉がゴロゴロする時があります。
「エヘン虫」って昔のCMにあったなぁ…と検索したら、あらまビックリ、そういう病名があるのですね。
更年期障害の1つの症状とか言われちゃいました。
…軽くショックです。
老化現象でしょうか。などと呑気にしているうちが華でした。
この飴は美味しく舐めているうちに「あれ?そういえばエヘン虫いなくなった?」とひっそりとスッキリさせてくれるところがお気に入りです。
そしてこちらも類似品が…
バ、バッタもん…?と思いきや、右側は100均用の商品ぽいです。
グラム数が異なるだけで、原材料も製造者も同じです。
110gの方は18個入りで¥182。
70gの方は12個入りで¥108。
おっと。予想に反して100均商品の方が割安でした。
原材料のシンプルさにもやられます。
…というわけで、一冬分と思われるのど飴を購入した12月のとある1週間でした。